今から約1年前の話
今から約1年前、全ての大学院の申請資料を提出し、休憩する間も無く大学卒業必須要件である、卒業設計に取り掛かっているところでした。私は不器用で多くのことを同時進行することが苦手なので、大学院の申請が終わるまでは全力で卒業設計に取りかかることができませんでした。着々と自分のアイデアを形にしている同期を横目に私は、ほぼゼロの状態でした。中途半端に終わることが嫌いな私は焦りとやるせなさの気持ちでいっぱいでした。5月にアメリカでの交換留学を終えて、息つく間もなく駆け抜けていた約1年であったため、今まで頑張っていたことが無駄だったのではないのか、成功するかも確証のないこと(アメリカ大学院留学)になんでこんなに頑張っていたのか、など様々なマイナスの感情に苛まれました。
大学院留学を目指している人のブログを読み漁り、その人たちが当時どのように過ごしていたのかを調べたりしていました。そんな時、10校ぐらいに応募して全て不合格であったという方の、ブログを読み感情移入し、ネガティブな思考におちいったりしていました。
大学院留学はあまりメジャーな選択ではないし、かなり孤独な戦いになります。ネガティブになることでなにも生まれないので大学院留学を達成した先の夢を常に思い描き、奮い立たせていました。大学院留学が過程ではなく手段になってしまっては元も子もないのですが、ネガティブな思考から大学院に受かればどこの大学院でもいい、という考えになってしまった時期もありました。常になぜ大学院留学を志すようになったかを明確にしていくことが辛い時期を乗り越えるコツです!
2月の終わり頃から大学院の合否結果が通知されるようになりました。University of Texas at Austin, UC Berkleyの不合格通知がきました。正直、UTAustinは合格できると思っていたのでショックでした。不合格通知が立て続けにきたので少し辛い思いをしましたが幸い、卒業設計に勤しんでいたのであまり考える時間はありませんでした。
そして、大学の卒業要件である卒業設計を提出し、卒業論文の発表を終えた3月の初旬頃、University of Michiganから非公式の合格通知を受け取りました。教授のサインなどもない簡単なメールでの通知だったので信じられない気持ちでいっぱいでしたが、とりあえず今までの努力が報われたという安堵の気持ちでいっぱいになりました。ちょうどその日は家族と約1週間、旅行に出かける日だったので久しぶりに晴々とした気持ちになることができて本当に良かったです。
その約1日後にUniversity of Michigan から正式な合格通知を受け取りました。そして、同じ頃にUniversity of Wasigntonからも合格通知を受け取りました。両校ともとても魅力的な学校であったのでとても嬉しかったです。その後、Harvard, MITなどのアイビーリーグ、UCLAなどの難関校から不合格通知を受け取りました。University of Southern Californiaから奨学金付きの合格を頂きました。旅行から帰ってきた日にColumbia Universityからメールが届いていました。アイビーリーグは全て落ちていたので期待をせずにメールに添付されていたリンクを開いてみると、なんと、We are pleaesed to inform…の文章が、、コロンビア大学は大学2年生の頃からの憧れの大学であったので信じられない気持ちでいっぱいでした。コロンビアからの通知を受け取ってから、やっと長かった奮闘が終わった気持ちになりました。
結果として、、、11校に申請し、
合格が
Columbia University
University of Southern California
University of Washington
University of Michigan
University of Illinois at Chicago
不合格が
University of Texas at Austin
UCLA
UC Berkley
University of Pennsylvania
Harvard University
MIT
という結果になりました。1校も受からないのではないか、という不安な気持ちになることが多かったので、不合格の大学は多いですが、結果にはとても満足です。
努力は決して裏切りません!努力した分結果は必ず付いて来ます!先の見えない努力だと感じても、自分自身では変化に気がつくことはとても難しいですが着実と変化は起きています。諦めずに夢の実現に向けて頑張ってください!
これから、大学院申請に至るまでの過程について説明していきます。皆さんのお役に立てれば幸いです。
カンボジア・アンコールワットから見る朝日。
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